本当の家族クラッシャーは誰でしょう?

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131023/plc13102322380023-n1.htm

非嫡出子(婚外子)の遺産相続分を嫡出子と同等とするため民法改正案に対し、自民党内で「家族制度を守れるのか」と異論が出ているそうだ。
非嫡出子(婚外子)を法的に差別しておかないと、どうして家族制度の防衛ができないのか、そのつながりの論理的な説明を聞いたことはない。
嫡出子と非嫡出子の遺産相続分を平等にしたら、浮気に走って、非嫡出子を作ろうとする人間が増えるというのだろうか。(浮気によらない、非嫡出子も少なくないだろうけど、自民党議員の前提にあるのは、浮気による非嫡出子だろう)
どう考えてもこじつけだな。

百歩譲って、そういう事態が起こって、家族制度が危機に瀕するとしても、責任のない子どもが差別を受けるのは道理のないことだ。家族制度を攻撃しているのは、浮気に走る人間だろう。