「ハードナッツ!〜数学girlの恋する事件簿 -」

http://www.nhk.or.jp/drama/hardnut/

あまちゃん」に出ていた橋本愛初主演ドラマ。
クールビューティの印象が強い女優が、演じる天然ボケの探偵役、と言えば、「ケイゾク」の柴田純(演者は中谷美紀)を想起する。相方の刑事に陰の一面があるというのも、共通しているところだ。
第1・2話の単なる従犯と見える人物が、一転して主犯*1になる展開や、第3話の無理数を発見した弟子にピタゴラスがとった行動をからめた、殺人の動機の吐露など、コメディだけで終わっていない。

第2話で言及された、1万人にひとりという難病であると、精度99.9パーセントの検査で診断された。絶望だ・・・というエピソードは、錯覚しやすい数字の問題として、下の『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活』などで紹介されている。活字の説明でも、わかりづらい、あの場面は、イメージ画像を使うなど、もう一工夫ほしかった。

*1:主犯を演じるのが嶋田久作というキャスティング自体が、ミスリーディングになっている。