ひと月あまりで最悪が更新されてしまいました。〜曽野綾子氏のエッセイ

このエッセイが今年最悪・最低のものであることを祈る〜曽野綾子氏の新年特別提言 - davsの日記

上のようなことを書いたのだが、ひと月あまりで最悪が更新されてしまった。

曽野綾子さん「移民を受け入れ、人種で分けて居住させるべき」産経新聞で主張 | ハフポスト

 もう、あちこちで批判されているのだが、曽野氏は、海外から労働者を受け入れても彼らに職業的スキルや日本語能力を身に付けてもらう必要はないと考えているようだ。また、日本社会のメンバーとして遇するつもりもないようだ。要するに安上がりな労働力でさえいればいい、ということだろう。使われる労働者も過酷なことになるし、彼らに介護される方も、安心して介護を受けることが出来ない過酷な状況に陥るだろう。技術と職業的良心には、報酬が必要なのだ。

 曽野氏は、かつて「満18歳で、国民を奉仕役に動員する」などと言っていたけれど、今回のエッセイと言い、他人の労働に報いるという考えが欠落しているというしかない。