片手でも装着可能なネクタイ

勤め始めるにあたって、左手の動かない私がまず悩んだのがネクタイをどう締めるか、ということだった。
既製品の片手用ネクタイというものはなかったのだが、かわりに店でスナップタイ加工を施してもらった。

左がクリップ部分が開いた状態、右側が閉じた状態。クリップでシャツの襟元を挟むことで身につける。
安いネクタイを買うことができるほどの加工費が必要だった。障害者をするのは金がかかるのだ。

ネクタイを身につけるのに5秒あればいいというのは、ものぐさな方(失礼!)にも役立つだろう。私としては普及の結果、値段が下がることを期待したい。

後、アメリカのクライムアクションものの映画に登場した警備員が、同じようなネクタイをしていたのを見たことがある。日々、ネクタイを引っ張られる危険な職場に勤務している方にも役立つ。